第16回国際電子出版EXPOに行ってきました

東京国際ブックフェア東京ビッグサイトで開催されていた「第16回国際電子出版EXPO」「第19回東京国際ブックフェア」に行ってきました。

今年はいよいよ国内で電子書籍が本格的に普及開始というような感じで、電子出版EXPOが同時開催の他のイベントに比べても活気に満ちていました。

楽天の電子ブックリーダーkoboのブースはあまり広くはなかったのですが、人々は次々にパンフレットをもらって、リーダーの数少ない展示品の周りには人だかりができていました。iPadが多くのブースに置いてあったのに対して、koboは楽天のブースにしか無かったのですから当然ですが。

koboは文庫本サイズに近いようです。eインクを使ったキンドルに見た目も主な機能も近いようですが、それより小さく、より文庫本に近づいたサイズでした。小さい代わりに解像度が高くなっているような印象です。

中国がiPadなどを模倣した商品を出しているのを愚かだと思いましたが、日本のkoboも模倣であり、それを支持している日本人も模倣を支持しているようで、やや恥ずかしいですね。とはいっても、確か電子ブックリーダーをはじめて開発したのは日本メーカーだったのに、日本人が支持せずに消えてしまったと思います。寄らば大樹の陰で無難な選択をする日本人が、真に新規性のある製品を支持せず、模倣品の普及を支持するのならば、日本人の製品選択が技術促進の妨害であるということになりはしないでしょうか?

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