湿潤療法

ケガ発生

ランに出かけてもケガをすることはほとんど無くなりました。いつも同じようなところをランしているからかもしれません。

今回ケガをしたのは、ランを終え、ウォーキングで帰っているときでした。近所の交差点付近で最近コンビニの駐車場になったところを通ったとき、車止めに足が引っかかり、転んで擦過傷(すり傷)になってしまいました。主に右腕で受け身の姿勢をとることができ、顔にけがを負うことなく済んだのは、不幸中の幸いでした。顔は目立つからというだけでなく、場合によってはメガネを破損するといったように、影響が大きくなる心配がありますから。

駐車場の車止めで転んだのは初めてでしたが、危険な箇所のようです。最近、電動キックスケーターで全国初の死者が出たそうですが、この事故でも駐車場の車止めに衝突していました。

今回、ケガをしたときに湿潤療法で2つの製品を使用しました。その経験を記します。

湿潤療法

以下に紹介する2つの製品は、共に使い方が同じで、温める時間や張っておける日数も同じです。それらの使い方は以下の通りです。①擦過傷の部位を水道水で洗った後、水気を拭き取ります。②湿潤療法の絆創膏を両方の手のひらで1分間温めます。③それを張ってから更に1分間、手のひらで温めます。消毒の手間は省けますが、張る前後に温める必要があります。

その絆創膏からあふれなければ、基本的に張った日を含めて5日間張りっぱなしで良いので、あふれなければ楽です。私の場合は、けがをしたばかりの内は、結構よくあふれ、毎日張り替える日々が数日続きました。今回、膝の擦過傷が大きく、ジャンボサイズでもぎりぎりで覆えたぐらいでしたから、案の定、直ぐに絆創膏からあふれてきたのですが、そのときには上から食品ラップで膝の周りをぐるりと覆って寝ました。その状態で朝を迎えましたが、大丈夫でした。その後、早めに張り替えました。

キズパワーパッド

キズパワーパッドプラス
ひじ・ひざ用

湿潤療法で以前から使用しているもので、この製品の登場により湿潤療法が手軽に行えるようになりました。

今回使ったサイズは、次の通りです。ジャンボサイズ、ひじ・ひざ用、大きめサイズ、ふつうサイズを使用しました。ケガの大きさにより、様々なサイズを選べて便利です。

キズパワーパッド(プラス?)
ひじ・ひざ用の使用例

張った後、漏れ出ると張り替えなのですが、結構よく張り替えます。張ったキズパワーパッドの大きさが小さ過ぎると直ぐに漏れ出るため、余裕を持って少し大きめのものを張りますが、それでも予想外に漏れ出ることも多く、最長5日間張れることになっていますが、特にケガをしたばかりの頃は、張ってから1日経ったら張り替えということもたびたびありました。本製品は、張るときに剥離フィルムのようなものをはがしやすいので、位置合わせし易いように思いますから、慎重にケガの部分をキズパワーパッドの中心に合わせることで、漏れ出るのをできるだけ先延ばしできるように思います。この使用例の写真は、右ひざの同じ場所に5回目に張ったキズパワーパッドまたはキズパワーパッドプラスで、張り替えた翌日に撮影したものです。

今までは「キズパワーパッド」だけを使用してきましたが、今回は「キズパワーパッドプラス」というより厚手の製品も使用しました。厚手にすることで、傷口から体液が多く出る場合に漏れ出るのを遅くできるようです。ただこれを使用しても、予想外に漏れ出ることがあり、長く張っておけると期待し過ぎない方が良いようです。

ハイドロコロイドパッド

ハイドロコロイドパッド厚型
ジャンボサイズ

matsukiyoブランドの製品です。今回初めて、張り替えで1回使用しました。高価なキズパワーパッドよりも少し低価格で、より買いやすい価格でした。購入前に定員さんに聞いたところ、後発なので改善されているとのことでした。ちなみに、この製品も日本製ではなく、アメリカ製でした。

ハイドロコロイドパッド厚型
ジャンボサイズの使用例

本製品を張るとき、剥離フィルムのようなものがなかなか剥がし辛かったです。張る際に肌に合わせて、剥がしと張りを同時に行いました。位置合わせし辛いように感じましたが、しっかりと伸ばしながら張ることができました。

この使用例の写真は、肩の同じ場所に3回目に張ったもので、張り替えて4日目でした。このときがはじめて使用したハイドロコロイドパッドでした。体液が絆創膏の縁近くまで来たもののあふれることなく、張り替えて5日目の期限になって剥がしてみると、すっかり治っていました。縁からあふれにくく張ることができたのか、たまたま体液がこの範囲で止まったためにあふれなかったのか分かりません。前者だったら、とてもありがたいです。

まだ1回しか使っていないため、今後使っていくうちに使用感が変わってくることもあるかと思います。

回復まで

ランを再開したのはケガをした日の8日後でした。その頃には、絆創膏の中での体液があまり広がっていかないようになっているように見え、ほぼ治っていると思ったからでした。

ランを再開するまでの間は、主にウォーキング、2日は筋力トレーニング、1日は休みました。ランをすることでケガの治りが遅くなってしまうのではないかと思ってのことだったのですが、実際はどうなのでしょう。

すべての絆創膏を剥がしたのは、ケガをした日から13日後でした。

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