スポーツ時の心拍ベルトでの心拍測定

新型の心拍ベルト購入

SUUNTO SMART心拍ベルト

腕時計型のGPS付き心拍計を何年か使用し続けていますが、心拍ベルトが壊れていたため、心拍計測をしばらく省いてきました。LSDのトレーニングのためには、心拍計測が役立つだろうと思い、心拍ベルトを購入し直しました。

私が使用している心拍計はSuunto Ambit3 Runで、もう何年も前に発売されたものです。今回購入した心拍ベルトは、SUUNTO SMART心拍ベルト(SS050579000)というもので近年発売されたばかりの新型です。使用している心拍計でも使えるようでしたが、心配なので公式サイトでのチャットで型番も明示して質問し、使えることを確認後、購入しました。

ランや自転車での使用感はまったく変わりませんでしたが、この古い心拍計を新しいものに買い替えたとき、引き続き使えることもあり得ることから新型にしました。Ambit3 Runを購入時は心拍ベルトの使用が当然で、本体に付属していましたが、最近のSuuntoの心拍計は光学式センサーが内蔵されていて、付属していません。

便利さ

長袖シャツなどを着用しているときに、心拍計を衣服の上から着用できるので、寒いときでも使いやすいです。光学式センサーを使用する心拍計では寒いとき困らないのでしょうか。

ロードバイクなどでサイクリングする際には、心拍計をハンドルバーに固定して走行中も比較的安全に見られると思います。走行中に腕時計を確認するような動作をすると、ながら運転に近くなり、安全に見られる場面が限られてしまうのではないかと思います。

冬の測定困難への対処

このように心拍ベルトは、センサー部分が心拍計と別になっていることによる便利さもある一方で、冬のランのときなど測定が困難な場合も多くありました。センサー部分の乾燥のためか、心拍数の表示が異常な数値になったり、消えたりすることが多くありました。

以前、電話サポートに問い合わせたところ、対策としてセンサー部分を水で濡らすという方法を聞き、実践したことがあります。冬でも屋内で筋力トレーニングをするようなときにはこれで十分でしたが、屋外でランをしているときには、特に走り始めなど、心拍数表示が異常なときが多くありました。

ECGクリーム

この冬は、ランのとき心拍ベルトのセンサー部分にECGクリームを付けていました。このクリームは心電図検査のような医療目的のほか、ランニング時の心拍ベルトにも使用できるとあり、試してみました。使ってみると心拍数の表示が異常な数値になることはなくなりました。ときどき心拍数の表示が消えることはあり、これも解決できれば最高なのですが、心拍数をほぼいつでも確認できるようになりました。心拍数の表示がときどき消える原因は分かりません。心拍計がもう何年も使用しているものなので、これが故障しかかっているのかもしれません。

このECGクリームの購入はAmazonの出品者からでした。「kenz ECGクリーム 70g×2本入×2個セット」で、計4本のクリームが届きました。約3か月使用し、まだ1本目を使用中です。もう少し少ない個数で購入したかったですが、変わらず安定した品質ならば、何年か安心して使えそうです。

不便な点

私の心拍センサーは、電池を内蔵した丸い部品をベルトの中央に取り付けて使用しますが、ベルトに左右2か所で留めることになっています。これを1か所しか留めなくても装着できてしまい、その場合は心拍数表示が異常になってしまいますので、正しく装着したことを確認することが必要です。

ECGクリームを付けて冬のランでも測定できますが、使用後に残りますから必ず洗わなければなりません。ランの前後で手間がかかります。春は暖かい日も多く、水を付けるだけでランのときの心拍測定ができるときもありますが、三寒四温と言われるように寒い日もあり、そのときにはきちんと測定されませんでした。正確に測定されるかどうか怪しいときには、なるべく付けるようにしたいと思います。

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