恋するトマト

先日テレビでこの映画が放送されていました。ちょうど始まったところで、筑波山や関東鉄道バス、霞ヶ浦の雄大な風景が映っていて、あまりにも身近な風景に驚き、最終的にすべて観ました。

最初はこの地元が舞台でそれがメインなのかと思っていたのですが、違いました。日本だけではなく、フィリピンもかなり舞台だったのです。

日本農業やフィリピンとの関係で、現実にこれまであったようなテーマが幾つか展開され、重苦しささえ感じられましたが、日本やそれに似たフィリピンの自然の恵みがそれをいやしてくれるようでした。

映画に出てきたバス停やその路線について、思わず調べてしまいました。主人公が農業を営むところの近くのバス停「安食小津」は実在しないようです。土浦駅からのバス路線図にもそこまで田舎方面の路線はありませんでした。映画に出てきたバス「土浦駅=国立病院」は、土浦駅近くの市街地のかなり短い距離を往復するだけの路線なので、映画のためだけに走らせたバスと思われます。映画でバス停の周りは草ボウボウで何もありません。考えてみれば、こんなバス停はまず存在し得ないと思います。

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