ランニングシューズのかかと内側に穴

先日、ランニングシューズのかかとの内側に穴が久しぶりに開きました。
しかも2足ほど立て続けに。

ランニングシューズのかかとの内側に穴が開く現象は、ありがちなことらしく、検索すると体験者たちの話がいくつも出てきました。

原因

私の場合は、靴下の毛玉が主な原因だったようです。
複数の靴下を交代で使用していましたが、いずれも長く使用していて毛玉があり、目立つ毛玉もありました。
靴下の価格にかかわらず見られましたので、靴下が劣化すると必ず毛玉が生じてくるのではないかと思います。

心配した点

以前、ランニングシューズのかかと内側と靴下の両方の接する場所に穴が開いたときにも、何足かのシューズのかかと内側、および靴下に穴が開きました。
そして、穴の辺りのかかとにケガをしました。
今回もケガが心配でした。

対応方針

穴が開いた後、後述の試行錯誤をしてきた現在の対応方針は、次のようなものです。

あまり使わないようにし、使用する際には安めの靴下と組み合わせたいと思います。

ふつうに履いた感想

かかと内側に穴が開いたランニングシューズを履き、ジョギング程度の練習を、ふつうのスポーツ用靴下を履いて行ないました。
特に問題ありませんでした。

別の日には、このシューズを履いて、長距離走を、かかとが厚めのかなりしっかりとした靴下を履いて行ないました。
二十数キロ、ランをしましたが、特に問題はありませんでした。

このシューズを履いたとき、穴の周辺だけ靴下への力のかかり方が変わってくると思いますので、使用した靴下に穴が開きやすくならないか注目したいと思います。
ただ、ふつうの靴下はシューズよりも余程安いので、あまり気にならないのではないかと思います。

かかと内側に布を張ったとき

すり切れボーエー帯かかと内側に布を張って、穴をふさぎ、その辺りをおおよそ平らな状態に戻すことも試してみました。

この補修材として「すり切れボーエー帯」を使用しました。
この製品は本革の布で、片面の剥離紙を剥がすと、湿布のようにシューズのかかと内側に貼ることができました。
使用していたランニングシューズはかかと部分が曲面になっていましたが、曲面に沿うように張ることができました。
また、このシューズのかかとの上部は、直線的ではなく尖った部分がありましたが、はみ出した部分はハサミで簡単に切り取ることができました。

この補修済みのシューズを履くときには、靴ベラを使って慎重に履く必要がありました。
靴下に引っかかって、補修の布がめくれやすいからです。
このめくれにくさの点で、本革使用の本製品がちょうど良かったようです。
メッシュタイプだと、更にめくれやすくなるようです。

この補修したシューズも、日常的なジョギング(1回に10キロほどのランが多いです)では特に問題ないようでした。
ただ、このシューズと、かかとが厚くはないランニング用靴下を履いて行った週末の25kmのランでは、折り返し地点辺り(約12.5km辺り)で少し歩いたときには、少し痛みを感じてきていました。
そして、終盤ではかなりの痛みになっていました。

靴擦れ走り終え、靴を脱いだ後、靴下と靴のかかと内側に貼った布に少量の血が付いていました(靴下は洗ってきれいになりました)。
かかと部分の皮膚が靴擦れで剝けていました。
シャワーでも激痛でした。
靴擦れ自体、私にとってかなり珍しいことでしたから、こんなに酷い靴擦れは初めてのことでした。

湿潤療法の絆創膏を3回ほど張り替え、11日ほどして剥がしたときに、完治が確認できました。
最初の内は絆創膏内に液が溜まりやすく、初回は貼った翌日にシューズを1回履いただけで漏れ出て、丸一日ほどで貼り替えました。

かかとの内側を補修したシューズは、日常的なジョギングでは問題なくても、長距離では問題になる場合があるようです。
このため、貼った布は剥がしてしまいました。
簡単に剥がせて、おおよそ元通りになりました。

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