国立西洋美術館で「ユベール・ロベール -時間の庭-」を鑑賞

国立西洋美術館の「ユベール・ロベール -時間の庭-」上野公園のこの美術館に行きました。公園に行った頃、社民党の演説が始まる頃で、とても多くの警察官、警察の車両があり、物々しい雰囲気でした。

前にこの美術館に行ったときには非常に混んでいて、なかなか近くで鑑賞できず不満でしたが、今日は程よい混み具合で、大きな絵画でさえ、皆、真正面から鑑賞できました。

500円で借りられる音声案内を初体験してみました。これは良かったです。すべての絵でなく、幾つかの限られた絵だけなのですが、それらの絵について、自分が見落としていた部分を気付かせてくれました。例えば見落としていた水鳥がいるとか、一部の人々は絵が描かれた頃よりもずっと昔の格好をしているとか。

サンギーヌ(赤チョーク)素描が多数ありました。線が力強く粗いタッチのところと、弱く繊細なタッチのところがあり、使い分けが見られました。

国立西洋美術館の庭園素描では、当時の現状がそのまま表現されていると思われるものと、何らかのアレンジが施されているものがありました。アレンジの仕方としては、人や家畜などを描き加えて彩りを添えたり、実際にはそこにはない建築物などを描き加えたり、上述のような昔の姿の人々を登場させたりといったことがありました。

非常に多くの素描がありました。まったく別の作品もあれば、ある作品を元に、後年上述のようなアレンジを追加したものも見られました。

異なる時代と場所の風景を一つにまとめてしまったり、ときにはまったく想像上の風景を描いたりして、ローマの遺構や、美しい田舎の家並といった理想郷を描き上げていました。

2時間ほど、じっくりと鑑賞できました。とても心地よかったです。

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