Panasonic 照明 リモコンHK9478の掃除

PanasonicのLED照明で使用するリモコンのボタンがいくつか効かなくなりました。対応するリモコンは、後継機種が出ていて通販で買うこともできますが、安くはありません。掃除で復活しましたので、ご参考になりましたら。

使用開始から何年も経ち、リモコンのいくつかのボタンの効きが悪くなりました。

そこで、分解し、掃除する箇所をアルコールウェットティッシュで拭きました。見た目はきれいになりました。そして、拭いた直後、その日の内はボタンの効きが良くなりました。けれどもその後すぐ、またボタンの効きが悪くなり、分解する直前よりも効かなくなったのではないかと思いました。

次に、接点復活剤を使用してみたところ、今度は良くなり、正常に使用できる状態がしばらく続いています。ただし、手元灯ボタンは効かないようなので、一部、掃除が行き届かなかったところもあるようですが。

用意するもの

  • 接点復活剤
  • 綿棒
  • ドライバー(通常のプラスドライバー)
  • リモコン分解時に使用する道具(私はマイナスドライバーとプラスチック製のカード2枚を使用しましたが、固すぎないヘラのような物があるとより良いかもしれません。)

手順

① リモコンの電池を取り出します。

電池を取り出したリモコン

②電池で隠れていたところのネジを外します。

ネジを外したリモコン

③リモコンの下にあるカバーを開き、カバーで隠れていたところの右下または左下のミゾに、マイナスドライバーまたはヘラのようなものを差し込み、少しずつ上にずらして開けていきます。上にずらして開けていく際には、プラスチック製のカードを差し込んでずらしていくと、傷つきにくいかと思います。

リモコンにドライバーを差し込んだ

④リモコンのカバーを外すと、スイッチのゴムのシート、基板、液晶を分解できます。後で元に戻すために、重なり方を確認します。スイッチ付近のすき間から入った異物によって、スイッチのゴムのシートやスイッチが当たる基板の表面に汚れが見られると思います。これを取り除いていきます。

照明リモコンの基板とゴム

⑤スイッチのゴムのシートは石鹸などで水洗いし、よく乾かすときれいになります。

⑥基板の表面は、スイッチの接点になっている部分を接点復活剤を含ませた綿棒で拭きます。初めの内は、直ぐに綿棒が黒くなり、汚れが多く取れると思います。何度か繰り替えして拭きます。

接点復活剤
接点復活剤で基板の掃除

⑦乾いた状態で、元の状態に重ね、組み立てます。ネジをして電池を入れれば完了です。

Panasonic 照明 リモコンHK9478の掃除” に対して2件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    消灯ボタンだけ反応が悪くなり、リモコンを買う前にこちらを拝見して掃除してみました。おかげさまで復活しました。詳しく解説していただいて助かりました。ありがとうございました。

    1. 小野諭 より:

      成功のご連絡、ありがとうございます!
      このブログ記事が役立ったようで、うれしく思います。

コメントを残す